Map上手に診察を受けるにはお母さんも看護婦さん予防接種赤ちゃんってね

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お家では、お子さんが病気になった時、水分の補給や食べやすいものを作ったり、着替えをさせたりと
神経を使い観察を行っていると思います。入院している時の看護婦さんより以上ですね。
そんな時に少し、手助けが出来たらいいなと考え、症状に合わせてのアドバイスを書いてみました。


 ■ 熱が出た時は

熱が出た!何度ありましたか?どの部分で測定しましたか?
当院では、37.5〜37.9度までを「微熱」、38度以上を「発熱」と考えています。なお、測定する器具や部分でも、かなりの差が出る様です。電子体温計は高めに測定され、はやりの「みみっぴ」は鼓膜に正確にあたらないと正しく測定されません。

熱は悪者?
風邪などの感染症にかかった時に熱が出るのは、身体の防御反応と考えられています。37度くらいで活発になるウイルスや細菌を押さえようと熱をあげるのです。だからといって高熱のままにすると、体力を消耗したり、食事がとれなかったりするので、様子をみて解熱剤を使用するといいでしょう。

熱が出たら
熱の出始めは「寒気」がするようです。ふるえがあるときは毛布にくるんだり抱いたりして暖めてあげましょう。38度以上になり寒気がおさまったら、お布団は薄めにして熱がこもらないようにした方が、はやく下がります。

解熱剤(ねつさまし)の使い方
解熱剤を使う目安は、当院では38.5度以上と説明していますが、体温の数値よりも、元気さなどの全身状態によります。39度でも元気で食欲もあるなら様子を見ても良いですが、38度でもぐったりしているときは使ってもいいでしょう。また、39度でも夜ぐっすり寝ている時には、起こして使う必要は無いと思います。

続けて使う時は、6時間以上の間隔をあけて使用します。解熱剤は、病気をなおすものでは無く、一時的に熱を下げて、水分の補給や食事、睡眠をうまく行えるようにするためです。

水分補給を上手にするには
一度に飲まさないで、少しずつ何回にも分けて与えます。熱のある時には、冷たい飲み物はのどごしもよく、美味しく感じます。

■ 吐いた時は

嘔吐の原因
☆ ミルクの飲み過ぎ、食べ過ぎなど
☆ 咳込みなどで、のどへの刺激により嘔吐する時
☆ 高熱による脳の中枢への刺激
☆ 腸炎などで腸の動きが悪い時
☆ 腸重積など
いろいろな原因で吐くことがあります。。

吐き方をチェック!・・・・どんなふうに、どんなものを吐いたかを
受診の時伝えていただくと、診断しやすくなります。


何才になっても吐かれるのは、とても心配になりますね。

吐き気止めの座薬を常備していると安心です。吐き気が続く時には、吐き気止めの座薬を使ったほうが楽になるでしょう。むかむかして、機嫌が悪い時も同様です。
大きい子なら吐き気止めの錠剤を少しのお水で飲むだけで結構止まる事が多いです。
下痢の症状も伴う場合は、ウイルスによる嘔吐下痢症が多いようです。その場合は、吐き気は長く続かないようです。吐き気の強い時は水分を控えめにして下さい。飲むと吐いてしまい身体の水分も一緒に出てよけいぐったりしてしまうからです。
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■ 下痢の時は

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■ 痛みのある時は

耳の痛み
お腹の痛み

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■ 咳のひどい時

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