HRTで使われる薬の種類、費用について
プレマリン0.625mg
貼付剤エストラダーム2mg エストリオール1mg
上ホーリン(帝国臓器)
下エストリール(持田)
40〜60代子宮のある人の場合 主にプレマリン1錠/日か貼付剤エストラダーム(これは2日に一枚)それに黄体ホルモンであるプロベラ1錠/日
60〜70代の人 主にエストリオール製剤(ホーリン,エストリール)1錠ないし2錠/日
子宮のない人の場合 プレマリン1錠/日かエストラダーム1枚/2日単独。もちろん、年齢に応じエストリオール剤単独療法も行われる。
薬代は貼付剤は少しお高いですが、それでも月々高くても1500円程度です。(更年期障害あるいは骨粗鬆症、老人性膣炎等の病名がつき保険適応になった場合)
予防投薬の場合は自費診療となります。それでも薬代は高くても4000円程度です。
貼付剤エストラダームはホルモン量が少し多いので65歳以上には強すぎます。高齢者にはプレマリンの隔日投与かエストリオールが適しています。
黄体ホルモンはたくさんありますが、脂質代謝に与える影響が少ないことやアンドロゲン(男性)作用は出来るだけ少ないものと考えるとMPA(プロベラ2.5mg)が推奨されています。