1章
2章
3章
4章
5章
6章
7章
8章
9章
10章
11章
Hokutoに「ろーれる」「おっさん」両氏に続き
1週間遅ればせながらMasutatuが降り立った。
初期スキルにはメイスとアルケミーを割り振った
しかし、UltimaOnline(以下UO)をPlayしている方なら解ると思いますが
この時点で私はキャラメイクを間違っていました。
当然、戦闘で稼げる訳もなく、トリンシック(以下トリン)の街で
「おっさん」と漫才をしつつ、街の廻りにいる「豚」
や「山羊」で戦闘スキルを整えてました。
3日目にUOで始めての日曜日を迎え、専門学校時代の
クラスメイトが居るというギルドに入れてもらえる
事になり、おっさんに場所の案内を頼み、トリンを
少し離れてみる事になりました。
しかし、道中…
マスタツ「うわ!なんやあの頭二つあるでっかいの!」
おっさん「あれは(エティン)だよ、強いって」
マスタツ「なるほど〜… うわなんかこっち来たよ!」
おっさん「逃げろ!!」
エティンに殴られつつ当時の「DEA」ギルドハウス(以下GH)
(GHはマギハウスでした)にやっとの事で辿り着き
早速DEAに入れて貰い、「わ〜い!」とはしゃぎながら
GHの禁断の東側(トリン南にある半島)に向かいました
当時のトリン南の半島と言えば、中級者でもてこずる程の
モンスター激沸きポイントであり、初心者の私達が
やっと巻けるようになった包帯を持って、ふらふらと
近づくにはあまりに危険な所でした…
マスタツ「うわ!あれ何?あのキシャーって言ってるの?」
おっさん「あれはハーピーだよ、強いよ」
マスタツ「襲ってこないの?」
おっさん「引っかかってるから大丈夫だよ」
なんて会話をしていると、次の瞬間にはハーピーが目の前まで
来て、食事前の生唾を飲み込んだ後でした。
(ここで始めてラグという存在を知る事になります)
おっさんと私は死に者狂いで逃げ、ICQもIRCも導入していない
2人にとっては連携も取れず、UOAMさえ入れていないので
すぐにはぐれてしまい、やがてハーピーは私一人を追いかける
様になっていました…
当時のマスタツは乗馬の存在も知らず
その場所自体始めて行った所だったので
迷うわ、つまづく(ぶつかる)わで、気がつくと
ハーピーのお腹にしっかりと収まっていたのでした。
…やがて、ヒーラーで復活した私は…
マスタツ「荷物全部無くなった…」
とつぶやき、GHを後にしたのでした…
2章
UOを始めて1ヶ月が経った この頃になると、ギルメンから対人やダンジョン、 その当時、対人でもPKでも、その殆どが 仲間内では「おっさん」がメイジを目指すと言っていて しかし、普通の戦士では面白くない
それでは…弓だ!!という事になり 勿論会社勤めも果たしていたので そして、平日拾い集めた矢で土日にガンガン その時点で全財産を失ったばかりか この事が、後々のビンボー生活に繋がってしまうのであった…。 私はやっと矢は作れる事を知り。 私は「自分で矢を補給できないと、矢が切れたら 戦士としても生産としても半端なMasutatuは そしてMasutatuは徐々にヘタレ化していくのであった…
3章
さてさて、ヘタレと化しさらに全財産を失ったMasutatuは もっとも狩りに行くと言っても、トリン周辺や集団狩りの時 そうして、少々のお金が入るとMasutatuの装備も Masutatu「家が欲しい!!」
そうです、家が欲しくなってきたのです。 しかし、Masutatuの情熱にはハンパないものがありました。 狩りから帰って街につけば、銀行前に捨てられているゴミを そうです、お金の亡者となっていました。 Masutatu「おや!このオークの死体のお金取り忘れてる!!」
「ラッキー」と思い、鼻歌まじりでルートを繰り返していると 突然、画面に1人のキャラが飛び込んできました 私は瞬間「はてな??」と思いましたが 所持品を全て失い、少ない貯金からひねり出して買った やがて、事態が飲み込めて来ると、恐怖と不安が Masutatu「あ…あれが…PK…か…」
幽霊のまま街に帰ると、元の装備を買う為 Masutatu「もっと強くなろう…」
それからはトリン周辺でコツコツと稼ぎつつ 4章
UOを始めて約4ヶ月に入ろうとしていました 資金も徐々に溜まってきており この頃は他にする事といえば特に無く、 やがて1ヶ月が経ち、秘薬もALL300ぐらい常時 さて、いよいよ家を建てようと思い Masutatu「土地…無ぁい…」
そうです、家を建てるには土地が必要なのでした しかも、家は個人で複数宅所持できるので 私は仕方無く、UOで不動産を取り扱っている すると「トリン西、小さい家用土地 2万」という どうしようか…と途方に暮れていた所 こうして、やっとHokutoで家を建てる事に 5章
家を建てる事に成功したMasutatuですが そこで、悪事を働いてみる事にしました しばらく盗賊をする事にしました なんて思ってたら すかさず「ZIPPO」と名づけました まずZIPPOで始めに行ったのは、NPC狩りでした NPCヒーラーにターゲットロックオン そして、GOLDに目を付けスティーリングスキルを使おうとした瞬間 ZIPPO「ま・・・まて!」
盗むにはNPCに接近している事が条件です かれこれ15分程、徒歩鬼ごっこが続いたあげく 10GP…
なんでだー! 一攫千金の職業という幻想があったので少し残念に思いましたが 数日後…
盗みスキル上げの難しさに根を上げたZIPPOは 後日、ハイディングGMになったのを暁に 盗賊としての道は絶たれましたが そうです、財宝泥棒(トレジャーハンター?)です
ダンジョンの危険地帯に出る宝箱には そこで前述したステルスが重要になってきます しかし、このステルススキル 途中でステルスをうっかりはずしてしまうと リッチ数体に囲まれ、フレイムストライクの嵐… しかし、ZIPPOは何度かその失態を繰り返している内に そうして、やっとダンジョン最深部の宝箱に辿りつき ZIPPO「えっと鍵穴は…」 そうです、苦労して辿り付いた宝箱は ZIPPO「ここまで歩いて来た俺って…」
ZIPPOは途方に暮れつつ 6章
無法時間 それは「ダウン戦」と呼ばれ ただし、とてつもなく大量のデータ これが通称「巻き戻り」という現象で しかし、逆手を取れば いつしか、それは保存が一番早く そんなある日、 突然、北の方角から馬に乗りハルバードを 私は危険を感じ、すぐさま その騎士はおっさん目掛けて突っ込むかと 刹那、騎士目掛けて発射される 状況に翻弄され木陰でじっとしていると そしてそれらの騎馬隊が 私はそこで理解をしました そして、彼らが次の獲物として弱そうな 私が逃げる間も無く、八つ裂きにされ おっさんの復活呪文で復活した私は おっさんにその事を告げると しかし、その装備の中には「青い装束」が! 改めておっさんの恐ろしさを感じた 7章
新シャード、ああ!なんて甘い響きなのでしょう Hokuto時代には魔法の効果を無視し、手痛い目に会っていたので 数分悩んだ挙句、「TigerMask」に決定 さらにギルド会議で城を築城する事になり これは大変なことになりましたが この後遺症はずいぶん引きづり しかも、スタートダッシュできたプレイヤーが 追い討ちの様にやっとリコールを唱えられるようになった そんな時です、ギルメンが元DEAギルド、マギハウス 正直これにはかなり焦りました 私は土日は常にダンジョンに潜っていましたが IRCでも「早く建てないと土地無くなるよー」 おっさん「家資金貸してあげるよ」 なんと、Hokutoに続きまたもや 8章
家を建て腰を落ち着けたのに加え 少しMasutatuが気になり あれ?これ私の家じゃない…
なんとIzumoでスタートダッシュをしている間 Masutatu「こんな事って…」
溜めておいた秘薬類や これらすべてを失った痛みは 実際活動する時は 良い機会として捕らえられたのが そこで、Izumoでも 最初の目的はブリタニア各地の いろんなトコを旅して 自分もブリタニアを簡単に動けるように そして、周ったときには入り口しか 「いつかすべてのダンジョンを制覇してやる」
と、またもやとんでもない理想を 9章
大ダンジョン時代… Izumoのすべてのキャラが成熟し始め まだブリタニアで見た事が無い場所 そして、地図には載っているものの 途中、「死の町」というアンデットとオークが 迷路のような火山地帯をくぐり抜け よって、一時「蛇城」近くでルーンを焼き しかし、そこは何十匹という 蛇ナイトやマトリアーク(蛇女王)が出現する度に でもそんな時に、この武力バランスを崩す機会が 中には「扇動」を使える人も混じってました 幾多の蛇を撃破し、扇動された蛇ナイトを横目に見て 蛇城前の時とは比べ物に無いほど蛇が沸き 蛇城をちらっと訪れたものの 失意に陥りながらも
Masutatuといえば何を目指すでもなく
ブラブラとトリンの街を楽しんでいた
PKの話も持ち上がってくる
当然やられっぱなしはカッコワルイという事になり
戦闘強化が叫ばれてくる
タンクSSメイジ(マナ満タンでハルバード振り振り)
のスタイルであった。
「ろーれる」は戦士を作成していた…
私はメイジを作ろうにも、秘薬を買うお金も無く
実際魔法の種類・効果など、知らなかったので
戦士を目指す事にした。
早速雑魚モンスから手に入れ、保存しておいた
「矢」を銀行から取りだし、弓スキルを上げ始めた。
集中してあげる事が出来るのは土日のみ
平日は雑魚を倒し、矢を拾い集めていた
(この頃、矢を作れるとは思っていなかった)
弓スキルを上げる…予定だった。
平日拾い集めた矢は3時間ぐらいで無くなった
勿論、ギルメンに貰った矢や店で買った矢も合わせてである。
マスタツの弓スキルが全然上がってなく
戦闘も満足に出来ないので
実質0からのスタート状態になってしまった。
「なんとしても矢を手に入れなければ…」
ここで戦士でもメイサーやソード、フェンサーにでも
転向すれば良いものを
弓にこだわってしまったのである。
Masutatuで木を切っていた…
ギルメンの中には「セカンドキャラでやったほうが良いよ」
と助言してくれるやさしい御方もいたが、
銀行まで戻らなければならなくなってしまう!!」
との考えがあり、Masutatuで木こりを続行してしまったのだ。
(この頃リコールの存在さえも知らない)
ギルメン全員で狩りに行っても、
全然ダメージを与えられず、途中で矢が尽き
自己補給もままならなく…ひたすら逃げ回っていました…
数ヶ月後、やっと初期弓の難しさを知り
メイスを導入して一人で狩りに行ける様にまでなりました。
連れて行って貰ったYewの下のオークキャンプで
こそっと狩るぐらいのスキルしかありませんでした
どんどんと増えていき、マジックメイスや
マジック弓、馬、などにまで手を出すようになって来て、
狩にも余裕が出てきました。
そして…Masutatuには大いなる野望が芽生えはじめました
しかしこの時点で魔法(以降メイジリー)も50を越えてなく
秘薬さえもままならないという状況でです!
狩りに行けば、ひんしゅくをかうのを必死で
他の人の獲物の残りを漁ってみたり
周りの人に白い目でみられていながらも
必死で拾って売ったりしていました…。
が!!そんなある日の出来事がMasutatuを少し変えます
いつも通りにオークキャンプに出ていき
睨まれつつ残り物を必死で漁っている時でした
近くに居たプレイヤーキャラ(以降PC)が、Masutatuの後を
ずっと追尾してくるではありませんか!
私は「なんだろ?」と警戒しながら、ルートしたお金を揃え
帰り仕度を整えていた時です
姿格好からして、ベテランプレイヤーである事は
初心者である私から見てもあきらかな装備をしており、
私の近くでぴたっと止まると、やがて「Corp Por」
と唱え始めました
その疑問はすぐに「死」という形を持って答えとなりました。
そうです、彼はPKだったのです。
馬も惨殺され、私は幽霊のまま、そこにじっと立ってるしか
ありませんでした。
体を襲い、ぷるぷると震えていました。
貯金を下ろし、やがて整え終わると
今まで溜めた貯金はすべて無くなっていました…。
スキルを上げる毎日が続きました。
Masutatuの他に新たな木こりキャラTheGreatMuta
を作り、矢の補給にも困らなくなって
Masutatuはリコールを唱え初めていました
シェイムなどにも出入りして、せっせかと
家の資金を溜めておりました
(たまにPKに会ったりもしていました)
たまの日曜日にMasutatuでハイディング
を寝マクロするぐらいでした
するようになり、家資金も4万GOLD溜めるに至りました
(この時「おっさん」は秘薬ALL1000持ってた事は内緒です)
権利書を買い、建築しに出かけた時です
この頃のホクトシャードといえば、既に土地は
埋まっており、小さな家を建てるスペースといえども
皆無に近い状態でした
大金持ちの人がすでに不動産業を営んでいました
(今は1アカウント1人1軒というパッチがあたったので
このような事は少なくなってきました)
Webサイトに飛び、「土地売ります」のレスを
見てみました
レスを見つけましたが、土地代2万など今のMasutatu
に出せる訳がありません
おっさんが「貸してあげますよ」と言って下さいました
私はそれはもう、喜び、早速レスの本人と連絡を取り
無事家を建てる事ができたのでした
成功したのでした
いざ、建ててしまうと
なんとなく生活に張り合いが無くなるものです
手始めにPK…といきたかったのですが
プレイヤースキルが無い為
まずはキャラ作成
うーん、盗賊で有名なキャラいたっけ?
いるじゃないですか!しかも一杯
でもその時は「シャイニングフォース」(メガドライブ)シリーズの
盗賊「ジッポ」が頭に浮かび
これが、今まで連綿と受け継がれている
戦士ZIPPOの始まりとなろうとはしるよしもなく…
狩りと言っても殺す訳ではなく
草原を俳諧しているNPCのお金を盗む事です
早速近づきバックバックを覗き見て
金目の物を物色します
NPCがスタコラと歩き出していくではありませんか
ZIPPOは必死でNPCを追いかけます
やっと手に入れたGOLD…
どうやらスキルが少なかったようです
しかし、盗めなければスキルは上がらず
つまり盗賊の初期はこれぐらいしか収入が入らないのです
将来他プレイヤーから盗めるとなると
レアなアイテムをパクる事が出来るのかな?
と思いがんばりました
サクサクとハイディング(潜伏術)を上げてました
ステルス(隠密行動)もGMにしておきました
盗人としての別の生き方がある事に気づき
ロックピッキング(鍵開け)のスキルを磨き始めます
それは沢山の財宝が眠っています
ダンジョンの入り口でステルスを使い
トロルやオーガ、リッチやレイスに気づかれず
ダンジョンの最深部まで行けるのは
とても気持ちの良いものです
とっても障害に弱く、また一回使うごとに
最大で10歩という制限付きなので
なかなか前へ進めません
それはもう惨劇になってしまいます
骨まで燃え尽きるZIPPO…
コツを掴んできました
ロックピッキングで開けようとした時です
宝箱「パカッ(開いてる)」
ZIPPO「え… …空っぽ?」
リコール能力を携えた財宝荒らしが
先に来ていたのでした
ノロノロと魔法を勉強し始めました
殺人・強盗・死体損壊・etc…
UOにおいてそんな時が存在します
(注:現在のUOには存在しません)
朝方に発生します
UOという大規模MMORPGに
おいて、こまめにバックアップを
取るという行為は万が一、サーバーが
何らかのトラブルに見舞われて
大量のデータが失われる危険性を
軽減する為に必要な動作です
である為、そのバックアップには
時間がかかります、バックアップは
地区ごとに行われ、他の地区との誤差
を生じなくする為、一定時間UO世界の
時間を停止する事になります
時間を止めると言ってもUO内のキャラは
行動する事が出来ますが、保存されない為
その行動をした時間は無い事になります
あらゆる行動が無に帰すので
その時間内に何をやっても何も得られません
いくら悪事を働いても犯罪自体
無かった事になるので冒頭の通り
殺人・強盗なんでもアリとなるのです
行われる場所、ブリテイン城の裏にある
墓地(通称:ブリ墓地)に集中するように
なりました
おっさんに「ダウン戦行かない?」
と誘われ、無謀にも遊びに行きました
颯爽とブリ墓場に降り立つMasutatu
片手に持った青い装束の騎士が現れ、
こちら目掛けて突っ込んで来るでは
ありませんか!
木陰に身を隠します
ところがどうでしょう、
おっさんは動じる様子も無く
即座に攻撃呪文の詠唱を始めます
思いきや、すぐ横を通り過ぎ
南へと滑走していきます
おっさんの攻撃呪文
同時におっさんも駆け出し、
騎士の後を追っかけていきました
また北の方角から今度は多数の
騎馬がやってきました
魔法使い、戦士、騎士、剣士
私のいる付近で馬足を弱めました
青い騎士は襲って来たのではなく
これらのプレイヤーから殺されないよう
逃げ回っていた事、この騎馬隊は
今目前でその追走を諦めた事
プレイヤーを襲う事…
幽霊になり、騎馬隊が引き上げて
途方に暮れてるとおっさんが戻って来ました
自分の装備を取り戻そうと
死体を漁ると、既に荷物は先程の
騎馬隊に取られているようでした
おっさん「これ使いなよ」
と装備一式を渡してくれました
ダウン戦でした
私は新たな土地「Izumo」に繰り出します
Izumoでは最初からメイジを作る事にしました
(ぜんぜん悩んでないかも…)
ギルド「ERO」(SEC、DEAを含むリアル知り合い系ギルド)に加入して、
すぐにキャラ育成に努める…つもりが!
リアルが忙しくなってしまった為
育成は先送りとなりました。
初期の土地争いへと進化しました
前述の通り忙しかった為
私は約1週間遅れでお金を溜め始めてしまい
結果、またしてもギルドの役には
立たなかったのでした…
すでにギルメンが城用の土地を確保し、
個人の家を建ててまったりしていた頃
私はスタートダッシュできなかった
プレイヤー達と一緒に必死に家資金を稼いでました
狩場に来て、おいしい獲物を根こそぎ取っていってしまうので
あまり儲かりません
初心者達も周りにわんさか沸いて
ダンジョンはとてもお金を稼げる状況では
ありませんでした。
の近くのなじみの場所に家を密集させ始めたのでした
ギルメンの家が密集しているのに
私の家だけがポツンと辺境の地にあるのは
とても悲しい事だからです
平日はやはり忙しいので
稼ぎはほんの一握りほどしかありませんでした
といわれてしまい、もうどうしようもないか…
と諦めかけた頃
タイガー「うお!本当!?ありがとー!」
おっさんに助けられたのでした!
重ね重ねおっさんありがとう!
そうして、ようやく私もIzumoの土地に腰を下ろす事が
できたのでした。
ハウスアドオン類も完備に成功し
Izumoでの活動を本格化しようかと考えていたその時
Hokutoに入ってみると…
Hokutoの家がばっちり腐っていたのでした
さらに跡地には新たな家が建っており
私はしばらく愕然としていました
WAR用に作っておいたポーション類
さらに数々のマジック弓…
想像を絶すると思っていたのですが
案外あっさり受け入れられて
これからはIzumoだ!
と、すぐに思えました
(痛いことは痛かったんですが)
一つのシャードじゃないと
だめなのではないだろうか?
と思っていたので
簡単に諦められる結果となったようです
(ポジティブ!)
生産キャラとしてGreatMuta
戦士としてZIPPOを作り
本腰を入れてIzumoを始める事にしました
「ルーン焼き」から始めました
数々のダンジョンや町
又、秘薬を買う為の各地の魔法屋
UltimaOnlineSecondAgeで導入された
新たな土地「TheLostLands」の各名所
やがてすべての土地を周り終わると
膨大なルーンを目にして
なったんだなあ
と思ったりしていました
やっとここで脱初心者だったわけです
見なかったダンジョンを思い出し
思ったりしてた中級者時代でした
秘薬も前に作った「魔法屋ルーン」によって
大量に買うことが出来るようになり
生活にも余裕が出てきた頃
冒険に目覚めはじめました
行った事が無いダンジョン等など
訪れるべき場所は沢山ありましたが
それらの中でも私はLostLandに目をつけました
行った事が無い「蛇城(Ophidian
Temple)」を制圧するという
途方もない目的を掲げて一路T2Aへと進軍しました
多く出るPK多発地帯を通り
パプアというT2Aに二つしかない町の
一つを通り
やっとのことで「蛇城」に辿り付くと
武装や秘薬がかなりの消費を見せていました
パプアに撤退し、再び装備を満タンに整え
再度突入をかけました
蛇がうねり歩く、蛇城です
そう易々と制圧できる訳も無く
撤退して、装備を整えてまた戻って来る頃には
殺した蛇達が復活しているという悪循環に見まわれていました
訪れました、土曜日という事もあったため
私達のほかに「蛇城」制圧を目的とした
プレイヤー達が集まってきたのです
これは蛇城前までであった戦闘前線を城内部まで
伸ばす結果になりました
私はとうとう「蛇城」へと足を踏み入れましたが…
そこはまた何十という蛇達の巣穴でした
気づくと背後にも蛇が沸くという
激沸きポイントのど真ん中、そこが蛇城だった訳です
私達はその場所に長く留まることは出来ませんでした
当面の目的の達成と「扇動」キャラを作る事を
心に誓い、T2Aを後にしたのでした…
@ まず、ギルド内でメンバーを集めます |
A 次に、対戦先ギルドと交渉し場所・日時・条件を決めます |
B そして、装備を準備し練習を何時間か行い |
C 当日、忘れ物が無いかチェックをして、ハイ出来あがりです |
私の所属するギルドでも
デュエルを体験した仲間が沢山居て
やがて模擬戦を行うようになるには
そう時間はかかりませんでした。
ある日、突発的に模擬戦が持ち上がり
気がつくとTigerMaskは
ムーングロウの墓場に整列していました
対人といえば貧乏だったMasutatuが
オークキャンプでPKに襲われ
数秒と持たずに果てた経験しかありません
やがて、合図代わりの"魔法の石壁"が
両陣営の中央に出され
それが数秒の経過により消えると同時に
一斉に魔法の詠唱が行われます
3秒と経たない内にこちらのリーダーから
一筋のEnergyBolt(魔力の衝撃派:通称EB)が
敵の一人に目掛けて撃ち放たれたかと思うと
味方も一斉にその人目掛けてEBを撃ち込みます
敵も同じく、こちらの一人に目掛けてEBを放ち
さらには集中攻撃された仲間に
GreaterHeal(大回復)の魔法
を掛けて応戦してきます
両陣営共、開戦初期の集中攻撃が過ぎると
マナ(魔力)がほとんど無くなり
呪文書からハルバードや弓に持ち替え
戦地となった墓場を全速力で駆け回り
敵共々入り乱れての肉弾戦となるのです
肉弾戦で消費した体力は
その間に貯まったマナで回復し
余ったマナは仲間が集中攻撃している
敵に向けて攻撃魔法を放ち
又は仲間の回復に使ったり
敵を一時的に痺れさせたり
テレポートして敵の目を欺いたり
各人様々な攻撃を繰り出し
酒池肉林の攻防が繰り広げられました
TigerMaskはそんな縦横無尽に動き回る仲間の姿を見て
最初の集中攻撃で粉々にされた
自らの躯の傍らに幽霊として立ち
「かっこいいなー」と思うのでした